家族と共に夢を叶える生き方

女性が男性性を受けとるということ。夜中のひとりごと。

なぜ、父たちは

 


なぜ、男ってやつは

 


繊細なハートで

壮大なものを

背負ってしまうんだろう。

 


孤独、

悲しみ、

寂しさ、

罪悪感を抱いてまで

なぜ、その道を突き進むのだろう。

 


女とは違う質の

我慢と自己犠牲。

忍耐と責任感。

 


切なくも、勇ましい。

 


サムライだ。

 


おじいちゃんと

お父さんの悲しみ。

 


大好きだっただろう。

 


愛おしかっただろう。

 


男だからこそ

素直になれなかった。

 


父を、息子を、信頼してるからこそ。

 


分かり合えずにこの世を去る男たち。

 


きっと切なかっただろう。

 


純粋すぎて

優しすぎるが故の

葛藤。

 


男たちの美学。

 


涙が溢れて止まらなかった。

 


とめどなく溢れる涙。

 


父たちの

大きな大きな愛

 


まごころ。

 


決意と強さ。

 


言葉にできない

大きな気が流れてきて

 


胸にこみ上げて止まらない。

 


1時間ほど泣き続けただろうか。

 


ふと気づいた。

 

いつも、家系の女性たちに

心を重ねたときは

 


『分かってくれてありがとう。』

 


という喜びが

一番つよく伝わってきたけれど

 


今回男性たちと心が重なって

 


「こんなに大きな大きなものを父たちは背負ってきたんだ。気持ちが大きすぎる。切なすぎる。ありがたすぎる。私ひとりが受け取り、認めるだけで、本当に男性たちは癒されるのだろうか。」

 


と偉大さにやられた。

 

そして、さらに号泣。

 


そのとき、

女性たちとは違うものが流れてきた。

 


『ありがとう。もう私のことはいいから、目の前の亭主と息子たちを幸せにしてやってくれ。そして幸せでいてくれ。私は大丈夫だから。』

 


という、父性特有の強さと距離感。

 


遠くから見守るやさしさ。

 


そんなものが伝わってきて。

 


その偉大さにまた泣き崩れた。

 


忙しくて、すべての子どもに

同じように時間を注げなかった無念さ。

 


そこからくる負い目。罪悪感。

 


父たちの思いを

私は無意識に受け取り

 


次男と夫の関係に投影し

 


「次男のことは忘れてる」

「もっと見てほしい」

 


と夫に願っていた。

 


「私はどうせ忘れられてる」

「お荷物になりたくない」

 


と、イメージの中の暗闇で

幼い私が父に対して思い。

体育座りでうつむいていた。

 


もう父との関係は癒えているし

夫とも良好なため

忘れていたけれど

 


イメージのなかの幼い私は

悲しみ、寂しさ、罪悪感を

抱いていた。

 


罪悪感は許しと自由の裏返し。

 


私は家系の父たちを許すことで

(厳密には、父の悲しみ・恨みに同調し、

許せずにいた祖父を許すことで)

 


手放し

 


解放し

 


解放され

 


先代の父たちの自由(本当の望み)と

 


自分自身の自由(本当の望み)を

 


許し

 


味わいたかったのだ。

 


父たちも

 


私も

 


本当の望みは

 


子どもとパートナーと

好きなだけ思い出をつくること。

 


時間と愛情をそそぐこと。

 


素直に頼ること。

 


相手の力になること。

 


それをしたかった父たちの思いも

 


望みを置いて家族のために

耐え抜いた父たちの気持ちも

 


私はぜんぶ、許したかったんだ。

 


それに気づいたとき

 


感情とは関係なく

 


とにかく涙が溢れた。

 


おじいちゃんたち。

 


お父さんたち。

 


ありがとう。

 


あなたはひとりじゃない。

 


今までも、これからも。

 


あなたは

 


私から

 


一族全員から

 


思われている。

 


たった一人の愛おしい

 


最愛の人です。

 


ありがとう。

 


あなたのことを

 


思い出せてよかった。

 


現れてくれて

 


ありがとう。

 


つながっています。

 


重なっています。

 


それを感じます。

 


やっと根っこで感じられました。

 


ありがとう。

 


本当に今までごめんなさい。

 


大好きです。

 


また会いましょう。

 


最後に、やっぱり、

 


ありがとう。

 

 

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