お前キモい!自分の顔が大嫌いだった〜トラウマを乗り越えプチ写真集blogに挑戦
出っ歯!ハグキ!きもい!しね!
そんな言葉を男の子たちから浴びて
傷つき塞ぎ込んでいた思春期。
「私みたいなブスは学校にいちゃいけないんだ…」
「私みたいなキモい奴は誰からも必要とされない…」
「私がいたらみんなの迷惑なんだ…」
そんな呪いを自らにかけ
家に閉じこもっていたあの頃。
自分の顔が大嫌いだった。
整形したいと思った。
広告を見ると払える額じゃなかった。
ブスじゃなくなることもできないのかと思った。
両親の愛情さえ素直に受け取れなかった。
私なんて…私なんて…と
自分の殻にこもっていた。
でも大好きなシンクロの選手生活だけは続けていた。
そのおかげで完全な引きこもりにはならなかった。
あるときコーチに練習後呼び出された。
怒られるのかと心臓バクバクだった。
「いじめられて学校行けてないんだって?
コーチで良かったらいつでも話聞くからね」
と頭を撫でられた。
泣いた。
悔しさと、不甲斐なさと、
恥ずかしさと、有り難さ。
色々な人に助けられて大きくなった。
裕治さん(夫)と息子に恵まれた。
無条件に受け入れられる愛情を知った。
嘘のない「大好き」と「可愛い」を毎日言ってもらえた。
はじめは信じられなかった。
疑いたくて悲劇のヒロインになりきってた。
でも信じてみたくなった。
本当は自分を好きになりたかったんだ
ってことにに気がついてしまった。
少しずつ少しずつ自分を好きになった。
自分の顔も嫌じゃなくなってきた。
それでも写真に一人で写ることだけは
どうしても嫌でできなかった。
そんなこんなを繰り返しているうちに
結婚生活も6年目に突入した。
ふと気がつくと
「愛する人に見せる私の本当の姿を
愛する人しか知らない私の一番可愛い瞳を
愛する人に撮ってもらいたい…」
そんなことを感じている私がいた。
でもやっぱり怖い。
でもやっぱり表現したい。
いま苦しんでる子たちに
「自分の可愛いさを決めるのは自分だよ」
「自分の価値を決めるのは自分だよ」
「あなたの幸せを築くのはあなただよ」
って私の生きる姿で伝えたい。
表現したい。
だから挑戦した。
怖いし恥ずかしいし勇気がいった。
でも踏み出したら楽しくなった。
「裕治さんが可愛いって言ってくれるのも
あながち間違いじゃないかも…♡」
なんて思えるほどになれたの。
これからも撮り、撮られ、
この世界の儚さと、美しさ、
自分の生きざまを表現したい。
そう思うんだ。
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